知床グランドホテル 北こぶし

今回ウトロで宿泊した『知床グランホテル 北こぶし』は良いホテルだった。これまで世界各地のホテルに宿泊したが、これほど満足度の高いホテルも珍しい。特に豪華だということはない観光地の温泉ホテルなのだが、顧客への配慮が隅々にまで行き届いているのがよく分かる。このホテルの経営者は大したものだと思った。

建物の作りも非常にゆったりしており、例えばエレベーターホールに待つ間に座るソファが置かれている。大浴場にはタオルを忘れた顧客のためのタオルが備えてあり、さらに濡れたタオル等を入れるビニール袋が置かれている。また、更衣室に知床の名水が置かれていて湯上りに飲むと生き返るようだった。もちろん大浴場、露天風呂もさり気ない作りなのだが、とても快適でオホーツク海の眺望も最高だ。そして館内の展示物も洗練されており、売店で取り扱っている商品のqualityも非常に高い。自動販売機の飲料は定価。

そして極めつけは食事。夕食、朝食もバイキングなのだが、一般的な温泉旅館の食事とは次元の異なる種類の豊かさと、北海道ならではの新鮮で美味しい食材を楽しむことができた。北海道のこの手のホテルに宿泊するのは大人になって初めてなので、カルチャーショックに近い衝撃を受けた。このホテルは超お勧め。私も是非再訪したい。

知床グランドホテル 北こぶしHP：http://www.shiretoko.co.jp/

夕食
サラダとサーモン、等

ステーキ、ホタテ貝、パスタ等

勝手丼（具を自由に選ぶ海鮮丼）とタラバ蟹の鉄砲汁

十勝ワインもすっきりして美味しい！